サイバー保険は「情報漏洩、サイバー攻撃、IT事故」が起こった際に保険金が支払われます。
支払われる内容としては以下の2つです。
1.費用損害
2.賠償損害
「1」は、
サイバー攻撃調査費用…サイバー攻撃の有無を判断するため、外部に依頼した調査費用
事故原因・被害範囲調査費用…事故の原因の調査、被害範囲の調査費用
再発防止費用…情報システムの損傷・情報の消失、改ざん・損壊に対する再発防止費用
「2」は、
法律上の損害賠償金…法律で損害賠償を請求された際の費用
「置き引きに遭って顧客情報の入ったカバンを紛失した」や「メールの誤送信」も保障となるので、加入していればそういった不意の事故でも安心です。
万が一、情報セキュリティ事故が発生した場合でも、お客様の被害に対する損害賠償を
サイバー保険によって補填することが可能になります。
中小企業の約2割が過去にサイバー攻撃の被害を経験しており、もはや他人事ではありません。
PCウィルス感染ファイルの送付、貴社HPの不正改ざんによる閲覧者の被害など、身近なところにサイバーリスクは潜んでいます。ひとたび事故が発生すると、原因調査から顧客・取引先への謝罪などの各種対応や巨額な損害賠償の発生など対応範囲は広範にわたり、負担するコストも莫大です。全事業者においてセキュリティ対策やそれに付随する保険は重要であるといえます。
個人情報漏えい保険は、個人情報漏えいまたはそのおそれに伴う損害賠償責任や費用を補償の対象としています。
サイバー保険は、上記に加えて、サイバー攻撃またはそのおそれに伴う損害賠償責任や費用を補償の対象とします。
保険会社のプランによっては、海外で提訴された損害賠償請求や事故対応にかかった費用もサイバー保険の補償対象となります。
※ご加入の保険会社やプランによって対応は異なります。