こんにちは。もう、今年も4分の1が過ぎました。
桜も満開を迎え、時が経つのは早いものですね
今日3月31日はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)がオープンされた日!
なんですが、残念ながらコロナウイルスの影響で営業休止しているようです…。
さて、今回のブログは前回にお話しさせていただいた
マルウェア(インターネットウイルス)を撃退すべく弊社でも導入しました
出口対策 『DDH-BOX』 についてお話していこうと思います。
今回のブログも遠藤が担当させていただきます。
最後までご一読下さいますと幸いです。宜しくお願い致します。
DDH-BOXとは、
デジタルソリューション株式会社が
セキュリティーベンダーの株式会社ラック社と資本業務提携を行い開発された商品です。
簡単にまとめると、
中小企業向けの高性能なセキュリティー出口対策 の商品といったところです。
まず、中小企業向けというところ!
中小では大手と取引があり被害者・加害者にはなりたくはないが、大手のようにセキュリティーにコストをかけにくいのが実際のところ…
しかしDDH-BOXは、そんな中小向けに価格設定をしているようです。
ファイアウォールなどは年間500万円程かかるのに対して、DDH-BOXは月額数万円からと10倍以上の価格の差があります。
これはマルウェアに対して危機感を感じた日本政府から、「中小向けにセキュリティーシステムを作ってくれ」とお達しがあり、有人ではなく機械が自動検知・遮断する事で人件費の削減をし低コストが実現できたようです。
つぎに、高性能というところ!
価格が安いなら、性能が良くないのでは?と気になるところ。
DDH-BOXは国内最大のセキュリティー監視センターで、内閣官房や総務省、警察庁や日本銀行などのセキュリティーを行う 『JSOC』 が作成した※C2サーバをブラックリスト化し利用しています。そんなJSOCで生成されたリストなら安心出来ますね。
※C2サーバとは、ハッカーがマルウェア(ウイルス)を作成する際に使用するプログラム。コマンド&コントロール(C&C)サーバの事。1日10-20件新たなものが生成されている。
なんと!それに サイバー保険 もついてきます。
マルウェアを防いだ際にアラートが発生した段階で、年間300万円まで調査・対策を無償で行ってくれます。この保険、被害が出ていなくてもアラートが鳴った時点なので、調査で100万円かかろうとも気軽に調査出来るのがポイントです。なかなか、嬉しい特典ですよね。
最後に、出口対策というところ!
入口・内部対策だけではなく、それに付随して出口対策も重要だという事です。
前者2つはウイルスをデータ化し、ブロックを行います。ただ、ウイルスは1日に120万件も新たに作成されているので防ぎきれないのが現状です。一方、DDH-BOX(後者)はC2サーバをデータ化し、ブロックを行うのでより高い確率でマルウェアを防ぐことが可能です。
入口や内部の段階では無害のマルウェアが休眠をしてC2サーバへ戻る。出口対策はこのマルウェアが戻る時に防ぎます。入口が玄関の鍵、内部が金庫、とするなら出口はセコムみたいなイメージです。
DDH-BOXについて、少しでもご理解いただけましたでしょうか?
前回のセキュリティー対策の重要化から、今回は出口対策の重要化・DDH-BOXについてご説明させていただきました。弊社も保険を扱う以上インターネットセキュリティーの重要性について考え、DDH-BOXの導入を致しました。
皆様はインターネットセキュリティー対策、大丈夫でしょうか?
コロナウイルスのようにすぐ後ろまで迫っているかもしれません。
感染してしまう前に、また感染後に他者へ感染させないように…
予防はしっかりとしておきましょう!!